2016年7月26日火曜日

【8/27】講演会「鉄道廃止で過疎が進む〜ふるさと銀河線の事例から〜」【新ひだか町】

この度、JR日高線守る会主催で下記の通り講演会を開催する運びとなりました。
関心ある皆さまはふるってご参加下さい。

JR問題学習講演会
鉄道廃止で過疎が進む〜ふるさと銀河線の事例から〜


オール日高で一日も早い日高線の運行再開を実現するためには、どのような取り組みが考えられるでしょうか
行財政分野に豊富な経験と知見を持ち、ふるさと銀河線応援ネットワーク副代表として鉄路の存続のために闘ってきた中川さんに、日高線の展望を語っていただきます。


講師:中川功さん
ふるさと銀河線沿線応援ネットワーク副代表 / 元留辺蘂町(現北見市)収入役

日時:平成28年8月27日(土)14:00~16:00(開場13:30)
場所:新ひだか町公民館・2F大集会室
(〒056-0014 日高郡新ひだか町静内古川町1丁目1-2 TEL : 0146-42-0075)

参加費:300円

主催:JR日高線を守る会
後援:日高町村会・日高町村会議長会
連絡先:代表・村井直美(090-8906-8161)

2016年7月1日金曜日

アンケート結果について

先日の「JR北海道のローカル線に関するアンケート」集計結果の公表を受けて、早速報道もされました。ありがとうございます。


今回のアンケート結果を見て強く感じたことは、本道のローカル線の問題は、各地域の特性を踏まえた個別具体的な議論ももちろん大事ではあるが、他方、北海道全体の問題として、オール北海道で、時には国をも含めた上で議論していかなければならない課題だということを多くの議員の方々が認識していらっしゃる、ということです。

この問題は、赤字だから廃止、という一民間会社の採算性の問題では最早なく、国民的福祉の観点から、特に交通弱者などの住民の移動権をいかに確保するのか(例えば、医療サービスに乏しい過疎地から、医療サービスの充実した中核都市へのアクセスの問題など)、そしてその財源をいかに確保するのか、という問題ではないか、と。

北海道の議員の方々が、道レベル、国レベルという大きな枠組みでこの問題を認識し、また議論されているということが分かって、まず安心するとともに、議員の方々には今後も引き続き議論を深めて頂きたいと願っております。

論点も多岐に渡り、簡単に解決できる問題ではありませんが、私たちとしては、ローカル線の一つである日高線の早期復旧を求める活動を続けていくとともに、他地域の事例なども踏まえ、ときに連携しながら、今後も発展的に議論を続けていきたいと思っております。

今回のアンケートが、今後のローカル線をめぐる議論の発展の一助となれば幸いです。

ご協力戴いた皆さま、本当にありがとうございました。

JR日高線を守る会
代表幹事 村井直美